赤ちゃんが健やかに成長するように願ういろいろな儀式や風習が日本にはあります。「一生涯、食べることに困らないように」と言う願いを込めて行なわれるのが「お食い初め」の儀式です。お食い初めは、赤ちゃんが初めて箸を使うことから「箸揃え」や「箸初め」と言う呼び方をすることもあります。お食い初めの祝い膳で用意される料理には、それぞれ深い意味があるようです。「歯固め石」の小石の代わりとしてクリをお食い初めの祝い膳に用意する地域もあるようです。お食い初めの器に関してですが、正式なしきたりとして男の子と女の子では違いがあるそうです。赤ちゃんの生誕1ヶ月目に行なわれる神様に感謝報告する習慣としてお宮参りがと言うのがあります。お宮参りをする正式な日数がありますが、地域によっての違いもあるようで、生後1ヶ月を目安にすると良いようです。お宮参りの赤ちゃんの服装としては、正式なものが有りますが、最近ではベビードレスなどを着せることもあるようです。記念になるお宮参りなので、赤ちゃんやご両親・祖父母の皆さんでの記念写真を撮ることをおすすめします。参拝後に皆さんで簡単な食事会を設けるのも、お宮参りのお祝いの意義が込められて、良いことと思いますよ。「お食い初め」や「お宮参り」など、赤ちゃんの成長を願う儀式や風習は大変かと思いますが、守っていくことが大切と思いますよ。